今回の座談会では「女性活躍推進プロジェクト」の
1~4期生のメンバーにお集まりいただき、
プロジェクトに参加して感じたことなどをご紹介します。

Q1 実際にプロジェクトに
参加してみていかがでしたか?

植田
このプロジェクトを通して、女性間の関わりはすごく増えたと思います。
髙橋
本当にそうですよね。私の職種は業務ですが、全体会議でも営業は営業、業務は業務で集まるので、普段営業の女性の方と関わる機会って少ないから、プロジェクトに参加できてとても新鮮でした。
吉田
私はこのプロジェクトに参加して、女性の営業の方が「誰に相談していいか分からない」と悩みを抱えている方が多いことに驚きました。会社の女性比率は少ないけれど、私が入社して配属になった営業所では、田中主任が色々なことを教えてくださっていたから、そんな思いを抱いている人がいることに初めて気付かされたんです。
小林
私が入社した営業所にも女性の先輩がいたから安心だったけど、やはり同性の先輩の存在は大きいよね。特に関東圏以外の営業所は全体の人数が少ないところも多いし…。そこで、3期でスタートしたのが「メンター・メンティー制度」。女性の営業や業務職の方が対象で、ペアを組んだ先輩社員(メンター)が後輩社員(メンティー)と定期的に面談をして、悩みなどを相談できる環境を会社で整備していこうという試みです。
植田
まだスタートしたばかりだから、改善していかなくてはいけないところも多々あるけど、これを機に悩みを抱える女性社員が少なくなると良いな。
田中
私は「女性主任研修」のグループワークに参加したんだけど、みなさんすごくモチベーションが高くて、こんなにも活躍したいと考えている女性社員の方が多いんだってすごく驚いた。そして、私自身も刺激を受けましたね。
髙橋
女性活躍推進プロジェクトでは主任候補の女性を対象とした「女性キャリアアップ研修」や「女性主任研修」など、様々な研修を行っていますけど、新たな気付きをたくさん与えてくれますよね。

活躍したいと考えている女性社員の方が多いんだとすごく驚いた

Q2 仕事のやりがいについて

小林
みなさんはフランスベッドの仕事をどう感じていますか?
吉田
営業で毎日色々な方と出会い、様々な刺激を受けています。特にフランスベッドの仕事は、お客さまをサポートするためにホームヘルパーさん、ケアマネージャーさん、看護師さん、福祉用具やリハビリの担当者さんなど様々な人が携わります。みんなで話し合いを行い、それぞれの歯車の噛み合わせを良くして、より良い方向へ導いていく、この“多職種連携”が上手くいったときには大きな喜びを感じますね。
小林
たくさんの人がいて歯車は上手く噛み合うものなの?
吉田
実は最初「私はこうしたい!」っていう思いが強すぎて突っ走り、ケアマネージャーさんとぶつかってしまったこともあったんです。段々人に合わせながらも自分のやりたいことも行っていくという舵取りができるようになってきました。
田中
そういえば入社してすぐにそんなこともあったね!(笑)
髙橋
私は業務を担当していてお客さまとは電話でしか関わる機会がないんですけど、社内でお客さまの問題を営業さんと連携して解決できたときや1つの目標を達成できた時などチームワークで何かを成し遂げた時にやりがいを感じます。
植田
いいね、いいね。やりがいを感じながら仕事に取り組めるってとても素敵なことだよね。

“多職種連携”が上手くいったときには大きな喜びを感じます

Q3 産休からの復職で感じたこと

小林
田中主任、植田主任はお子さんがいらっしゃいますが、復職されていかがでしたか?
植田
子供を産んだ時は専業主婦になりたいなと思っていたんだけど、実際に産休を取ったら子育てだけでなく社会とのつながりが欲しくなって復職することにしました(笑)。以前は営業でしたが、復職後は業務を担当しています。
吉田
また営業の仕事に戻りたいなという気持ちはありますか?
植田
お客さまと直接お話して商品をご提案できるので、営業の仕事はとてもおもしろかったし、やりがいを感じていましたね。
田中
私も植田さんと同じく産休から復職後に営業から業務の仕事に変えていただいたんですけど、とても新鮮で楽しいです。違う仕事を経験して色々な立場から物事を見ることができるようになったので、私にとってすごくプラスになっていると思います。だから営業だった女性が復職後すぐに営業に復帰しなくてもいいかなとも思いますね。
小林
なるほど!人によって様々な考え方があるから希望をヒアリングしてもらえるといいいですよね。
吉田
自分の希望が伝えやすくなるっていうのはすごく大事ですよね。思っていても伝えられないって人も多いと思いますから。
植田
女性には結婚や子供を考えない人生もあるし、色々な生き方がある。私は女性の数だけ様々な働き方があっていいと思うから、その人たちにもあった仕組みができると良いなと思います。介護で数年お休みして、復帰する仕組みとかね。
吉田
それいいですね!色々な方の悩みをヒアリングして、それを解決して働けるような仕組みが会社にあればやりがいを持って働ける人が増えると思います。
髙橋
それなら女性だけでなく男性にも悩みを聞いて、性別関係なくみんなが働きやすいと感じる会社の仕組みを今後作っていきたいですね。

※この座談会は2018年9月に行ったため部署名・役職は当時のものです。

女性の数だけ様々な働き方があるっていうのはすごく大事